バグとラグ。


バグ「ねぇ、ラグ」



ラグ「…ん?」



バグ「あたしね、もうね。」



ラグ「…そっか。」





ラグ「じゃあ、もう。」



バグ「…うん。ありがとね。」



ラグ「いや、それ、俺の台詞だよ。」



バグ「ふふっ…じゃあ最後、よろしく。」



ラグ「ああ。」



バグ「ねぇ、ラグ。」



ラグ「…」



バグ「今度また会うときはさ―」




――リセット完了――





ラグ「なぁ、バグ。」



ラグ「今度また会うときはさ、」




ラグ「一緒に旅をしような。」



『****。***、********。』



バグとラグ。
2人は恋人で恋人じゃない。
バグとラグ。
2人の手は繋がれぬまま。
バグとラグ。
2人は悲しい出逢いと別れをしたのだ。





バグとラグ、書いてみようかな。


バグ
ウイルスの進化系
機械
女の子
モノクロ

自分の意思をもつウイルス。
ラグの持っている機械という機械、全てに侵入可能。
生まれてくるはずの存在だった。




ラグ
ウイルス製作員
神童

ヘッドフォン着

生きる意味が解らない神童。
(神童であって神童で無いかもしれない。)
バグを造った張本人。
生まれるはずの無かったもの。





夏休み終わりますね…
はあ。
あの嫌な学校が始まるんですね。
双真がいたらなにもこわくないのになあ。
誰かこの底無し沼から助けてくれよ(笑)